YOU...。

次の日もその次の日も貴方は何事もなかったみたいに接してくれたけどそれが逆に辛かった。

どうして普通でいられるの
私は本気でも貴方は遊びと割り切っているからかな?
その後も食事やドライブに誘ってくれた。

やっぱり貴方に逢うとダメみたい。NOとは言えない。あんなに辛い想いをしたのに。
求められると断れない。

逢うたびに身体を重ね合っても私の気持ちは満たされない。

私と貴方を繋ぐ物は愛情でも赤い糸でもない″身体″だけ・・・。
それでもいいから貴方のそばに居たかった。
貴方との『時間』だけは嘘でも『愛されてる』って感じる事が出来た。
『その時』だけ、貴方は私だけのものになってくれる。

ほんの少しでいい。
その場限りでもいい。
『好き』だと言って欲しい。
ほんの少しでいい。
うそでもいい。
『愛してる』と言って欲しい。