貴方と語り明かし、微かに空が明るくなりかけた頃、私たちは結ばれたね。

優しい肌の温もり。
私と貴方だけの胸の鼓動。私だけにくれる甘い言葉。
何もかもが幸せで愛しくて涙が流れた。

『貴方を誰よりも愛しています。』
何度も何度も心の中で言った。

貴方にとっては一時の気の迷いかもしれない。
それでもよかった。
決して貴方は私の物にはならないと分かっていたから。

でも私はあの日の事、後悔はしてないよ。
一生忘れられないよ。