どんなに助けを求めても、自衛隊は動かない。
眉を潜め、市民達が襲われる姿から目をそらす。
「…そうかよ」
心花はユラリと動いた。
踵を返し、歩き出す。
その足は渋滞の最後尾。
今まさに人々がゾンビ達に襲われている狂乱の中へと向かっていた。
「お…おい、お前…」
自衛隊員の一人がバリケードの上から心花に声をかけるが。
「うるせぇな」
屈強な自衛隊員ですら怯むほどの眼光で、心花は睨んだ。
「役立たずの自衛隊どもなんざクソ喰らえだ」
その拳が、硬く硬く握り締められる。
ここは私達の街、私の縄張りだ。
その縄張りで好き勝手する奴ぁ、他所の暴走族(チーム)だろうがゾンビだろうが許せねぇ。
「私がみんなを助けてくる。腑抜けの自衛隊どもは、そこで指咥えて見てろ…!」
眉を潜め、市民達が襲われる姿から目をそらす。
「…そうかよ」
心花はユラリと動いた。
踵を返し、歩き出す。
その足は渋滞の最後尾。
今まさに人々がゾンビ達に襲われている狂乱の中へと向かっていた。
「お…おい、お前…」
自衛隊員の一人がバリケードの上から心花に声をかけるが。
「うるせぇな」
屈強な自衛隊員ですら怯むほどの眼光で、心花は睨んだ。
「役立たずの自衛隊どもなんざクソ喰らえだ」
その拳が、硬く硬く握り締められる。
ここは私達の街、私の縄張りだ。
その縄張りで好き勝手する奴ぁ、他所の暴走族(チーム)だろうがゾンビだろうが許せねぇ。
「私がみんなを助けてくる。腑抜けの自衛隊どもは、そこで指咥えて見てろ…!」


