「ちょっ…出よう」


手を引っ張られてつれてこられた部屋
多分楽屋だと思うTVとかでよく見る




私を部屋の角に追いやって携帯を取り出す



入るなりいきなりメール
電話途中で切っちゃったから言い訳でもしてるんでしょ!?



「どうせ彼女でしょ」


「…え?」



何よ何よ何よ何よ何よ何よ何よ!!!
ヤバイって顔に出てるわよ
そんなに彼女が大事なら
仕事のためでも他の女なんか口説いてんじゃないわよ



「図星じゃない!!一途なフリして私騙して
本命はちゃんと別にいたんでしょ!?
結局あんたも皆と同じだったんだ
結局パパの仕事の為だったんだ…


私だけが…好きになって…」