顔を上げたら瞬間にちょっとだけ相手を見たんだけど… 口元が笑ってた…気がした。 「ちょっ…ちょっとアヤコ!知らない人って本気で言ってんの!?」 「え?心咲、知り合い?」 「まじかよっ!!違うわよ!」 教室につくなり心咲は持っていた雑誌を開けてモデルを指差した 「深波 亮太よ!!ミナミ リョータ!」 「ごめん…本当に知らない」 「ありえないわ。ホント」 心咲は額に手をあてて大きくため息をついて「深波 亮太」を説明してくれた