笑いが込み上げる だって"浮気"なんてしてないじゃない 付き合ってないんだもの 「あはは。2人とも食い違ってたんだ」 「あんな返事わからへんよ」 椅子に座らされ 膝立ちするリョータが少し目線が低い 私を見上げる瞳を見つめると 安心させるかのような優しい声で 「紫音さんにはちゃんと断る」 「うん」 「マスコミにもちゃんと説明する」 「うん」 「もう不安になんかさせへんから」 「うん」 「アヤちゃん…だいすき」 「うん」