「ん…気持ちいい……」



微かに聞こえる女の人の声…。



あ~、彰ちゃん…大人のビデオなんか見て、おませさんなんだから。




「彰ちゃん。入るよ」




私はリビングへ繋がるドアを開き中へ入ろうと一歩足を踏み入れた。




「…き、きゃぁぁっ?!」




…え?



私の頭の中が今真っ白になって行く…。



彰ちゃんはビデオを見てたんじゃなくて…女の人と…抱き合ってた…。