「拓也が退院したら、三人で退院祝いしようね」


「そうだな。盛大にしような」


「うん。絶対よ?」


「ああ。でもその前に…優菜」




彰は私をじっと見下ろしてはその大きな手で頬に触れて見つめる。




「…どうしたの?」


「抱かせろ」


「へっ?!な、何言ってっ//」




彰は私を軽々しくお姫様抱っこをして寝室へと向かって歩く。




「今度は俺の名、呼んでくれ」


「…クスクス。わかった」




彰…どんな彰もこれからは、幼なじみとしてじゃなく愛する人としてずっと傍に居てね。



ずっと愛してる。














【END】