…駄目よね。 来年には挙式するのに…私…何馬鹿な事してるんだろう…。 ハンガーに掛けている服を取りバスローブを脱ごうと帯に手をかけた。 「…何してんだ」 「…あ…ええ。やっぱり私…帰…――」 「…あ?」 私の気持ちを察したであろう彼はグイッと私の手首を握り引っ張ると、ベッドへと突き飛ばす様に私を押し倒す。 「きゃっ?!」 「何今更帰ろうとしてやがる」 私の両手を押さえ込み真っ直ぐな視線を向けて見つめる彼。