私は自分の病室へと戻り色々考えた…。



…どうしたらいいの?



もしも…彰ちゃんを追い掛けて…上手くいったとしても…



それで…皆が幸せになれる?



幸せになれるのは…私一人だけじゃないの?



取り合えず私は思い切って国際電話で彰のおじさんへと電話をした。



彰ちゃんが、いつニューヨークへ帰国するのかおじさんなら知ってると思って。



おじさんに電話してよかった。



彰ちゃんが帰るのは明日の夕方の便の予定だったから…。



まだ、空港へ行くとは限らないけど…だけど…聞いてよかった。



後、一日遅かったら間に合ってなかったかもしれないから。