同棲を始めて一週間が過ぎた頃私は、ふと彰ちゃんの事が気になった。



あれから彼からは連絡が途絶えた…。



彼は今、何処で何をしているのだろうか…日本に居るのだろうか。



気にしたって仕方ないのはわかってる。



だけど…やっぱり気になって。



だって…彼は私達の大切な人なんだから…。



仕事が終わり私はまだ残してあった荷物を、実家へと取りに行った。




「…ん?誰か居る?」




玄関の前に誰かが立っている。



私は急いでそこへと駆け寄ると…そこに居たのは金髪美女だった…。