拓也の異変にすぐ気付いた。 アイツは優菜の事をずっと監視していた。 お前は知らねぇだろうがほぼ毎日って言ってもいいぐらいお前の後をつけていた…。 俺のせいなのはわかってる。 俺がアイツの前に現れたりしたから。 俺はただ、その行動がエスカレートしないかだけを見ているしかなかった。 拓也はお前を監視し、俺は拓也を監視する…そんな日が続いた。