甘くも苦い誘惑に溺れて



男は息を荒くしながら私へと跨がる。



もう…どうでもいい。



どうして、こんな事ばかり起こるの。



すごく呆気ないな…。



男が私の服に手をかけた時…。




「優菜?!優菜っ!…お前、何やってんだっ!」




来てくれたのは…拓也だった。



拓也は男の胸倉を掴むと突き飛ばし男は全力疾走で逃げて行く。



私…助かったのね。