『ねぇ、コレせっかく書いたのに出さないの?』


愛理の手には、グリーンの封筒


『うん、出さない。』


ネギを切りながら答える。


『なんで〜??せっかく愛理も書いたのに。あっ、そっか!ありがとうだけしか書いてないから、まだ出せないんだ?!名前も書いたよ。えっと……ハル…イチだっけ?』


『いいからしまっておいて!いつか渡すから。』


『変なの〜。』