『あぁ……うん。なんでもない。』 『愛理ちゃん、どこ行くの?』 『こ〜えん!』 『公園か!一緒に行っていい?』 『うん!お砂しよ!』 二人は、手を繋ぎ公園に向かい歩き出す。 私は、そんな二人の後ろ姿を黙って見つめながら歩いた。