年下彼氏とシングルマザー



『片瀬さん、俺さ、こないだの返事聞くのヤメタわ!』


『えっ?なんで?』


キッチリ断って、おしまいにしようと思ってただけに、面食らった。


『だってノーだった場合、もうこうやって会ってくれないっしょ?』


『う、うん……。』


『だからヤメた!』


そう言って、満足そうにコーヒーを啜る。