『片瀬さん、これ使お?』 ハルイチが、チリトリとホウキを差し出してくれた。 ありがとうと受け取りサッと割れた破片を集めた。 『何の用ですか?店長かマネージャーなら、裏にいますけど。』 八嶋を見ずに言った。 『用がないと来ちゃいけないのかな?』 『いえ……。』