エス・イ―…?


 ラブホに着くと、すぐにベッドに体を降ろされた。



 リボンをちぎるように取られ、思わず身体がこわばる。





「固まってんじゃん、何、動けないの?」





 違うよ、臣。




 動けないんじゃなくて、動かないの。





「…好きに、していいよ。」





 だって、悪いのは私なんだから。