「おかしいことは言ってない?アンタ、初めっからおかしいことしか言ってないじゃん!!!」


「あ?んなもんお前が拒めばすんだ話だろーが。」


「人のせい!?先に言うけど、男の力に女がかなうとでも思ってんの!?」


「俺は無理強いしたことは1度もねーよ。」


「…拒まなかったあたしが悪いって言いたいの?」


「そう思うんならそうじゃねぇの?」



「…っ!」



 バチ―ンッと、あたしが桐を殴った音が部屋中に響いた。



「最っ低…」