あたしが大声で叫ぶと、桐が半身を起した。


「…わかった、わかったから…ハンガー、貸して。」



 とたんに、桐の目が点になる。



「制服、しわになっちゃうじゃん!特にプリーツっ!ほら、ヤりたいんならさっさとハンガー持ってくる!」



 …で、桐が1分後、すばやくハンガーを持ってきて、きちんとブラウスやら何やらをハンガーにかけてから、あたし達はベッド・イン。




 …あたしは、制服のしわを守るために、幼なじみに処女を捧げたのだった。