「…何、まだ切れてなかったの?アンタ達。」



 びっくりした顔で言うのはあたしの親友、あみ。



「えー、だって、自分から言い出しにくくない?しかもあたしの場合、親同士が仲良いからさぁ…。」


「うわー…メンドくさいな、幼なじみって…。あたしも絶対幼なじみとだけはそーなんないよーにするわ。」


「あみ、幼なじみ女の子じゃん。」


「どっちにしろ、気をつけるってこと。」



 そこまで言うと、勢いよく飲んでたシェイクを吸い上げた。



 …え?切れる切れないってなんの話かって?



 アレっすよ、アレ…。