つまり和田は未だに梓の覗き込み谷間地獄から抜け出せず推定Eカップのナマ乳をガン見していた。

普通の人ならば目の保養であるが地位も名誉もある立場の和田は…必死に耐えていた。

凝視する事2分少々

時の流れは残酷だ。

和田にとって、この2分は永遠に続くのではないかと錯覚させるほど長く果てしない拷問にすら感じさせる。

誰か…助けてくれ

そんな和田の心の声は…

『第一外科の和田先生…大至急医局へお戻り下さい』

なる館内放送に救われた。

た…助かった…

安堵の表情とともに肩の荷を下ろす和田の腋の下には、またもやじんわりと汗が滲んでいた。