チームのメンバー達は最初は同情のような目で翔を見ていたが、それが続くとそろそろ呆れ返っていた。 翔は総長。 チームのトップ。 そうともなると、やっぱりその責任は重大。 こんな様子のままだとそれがつとまる訳ない。 早く正気に戻ってほしい。 誰もがそう思っていた。 誰もがそう思うようになった。