霧の中を馬車に揺られ到着したのはお祖父様のお城



「うっわぁすっげー城だぜキャッスルだぜー本格的だな…」



「へぇー」と言いながら城を見上げる天音



「ほら行くわよっ」



天音の腕を引き中に入る



中に入ると執事のセバスチャンが出迎えてくれた



「お久しぶりで御座いますマリアお嬢様…クラウド様と百合様はまだご到着なさっておりません」



クラウドと百合…あたしの両親である