「ヨーロピアンが理想らしいわ…たまについてけないのよ」



「なんかおもしれー所みたいだな!楽しみだぜ」



「たのしゅう御座いますよ!きっと天音様もお気に召すかと」



じいが天音に微笑みながら言う



「早く馬車に乗ろうぜー」



「あっ…うん」



天音に手をとられ馬車に乗り込む



「何だか貴族の気分だな…」



"ふっ"と怪しげに笑う天音の色香にちょっぴりやわれたあたしだった