「マリアもそんな事させるんだな…意外だよ…」



「しょうがないじゃない寝ちゃったんだから…」



無防備に眠る天音の頭を撫でる



この柔らかい髪を撫でるのがあたしは割と気に入っている



俺様は頭を撫でられるて"わんこ"のようにもなるから不思議だ



何だか無性に愛しさがこみ上げてくる…あたしは思わず微笑んでいた



「キミにそんな顔をさせるそいつに妬けるね…」



「んっ…なに?」



「いや…なんでもっ」