あたしの表情を見て天音は"ふっ"と笑う



「いい顔してるぜお前…まぁあれだ…俺達は運命共同体だからなっ…んでもって恋人って奴だから…」



少し照れてる天音がうっすら頬を染め頭をポリポリとかいていた



「運命共同体…かぁ…まっいっか…うんっ悪くない!」



天音の手をぱっと握って歩き出す



人目なんて気にしない!だって恋人同士なんだから…



あたし達は堂々と手を繋ぎ廊下を歩く



その日は何だかとても清々しい気分だった