「天音のせいだからねー寝ちゃったじゃない!」



「マリアのせいだろ…」



そう言って天音は首筋を撫でながらあたしにチラリと目をやる



「うー…」



それ言われると何も言えないんだよねぇ…



喋りながら廊下を歩いていると向こうからライトが来るのが見えた



「やれやれ授業サボってデートか…うちの書記は困ったものだ」



ライトが呆れ顔であたし達を見て言う