動かないあたしの唇に天音はそっと自分の唇を重ねた



何度も味わうように唇を吸われあたしは思わず目を閉じていた



…ドクン…ドクン



何…身体が変だ…ああっどうしよう



…カブッ…チュル



「うっ…はぁっ」




気が付くとあたしは天音の首筋に牙をたてていた…



「やっ…ごめんなさい!何だか身体が可笑しくて…我慢出来なかったの…どうしよう」



天音は椅子に腰を落としあたしを見上げる