あたしと天音が一緒に帰った次の日から噂は瞬く間に広がっていた 「マリア様どうしてあのような方とお付き合いを?」 「マリア様には不釣り合いですわっ!」 そんな声ばかり聞こえて少々鬱陶しい… 天音は割といい奴だぞ?それに…格好いいんだからなっ! おっきい声で言ってやりたい!! だって天音の事嫌って程好きになってやるって決めたんだから… 作り笑いで頬を引きつらせながらあたしは何時ものように生徒会室にきていた