あたしが持ち上げてと頼んだテーブル 大理石で造られていてとても一人では持ち上げる事なんて出来ない代物 それを天音はあたしの目の前でいとも簡単に持ち上げてみせた 一番驚いているのは天音自身みたいだけど… 「何でだ…俺どうしちまったんだ…何だこの湧き上がるパワーは!」 目を見開いて自分の手のひらをじっと見つめている 「やっぱり…あたし達は出逢うべくして出逢ったみたい…"運命の出逢い"ってやつよ」