「ふっ分かり易い奴だな…まぁいい…俺はお前…マリアが気にいったぜ?」



綺麗な顔して何とぼけたこと言ってんだかこの男



「はっ?気にいったー冗談やめて!」



「昨夜のマリアは何をしていたのかな…?公園で…」



「………見たの?」



急に真面目になったあたしを見つめる天音



「ああ…バッチリな」



口の端をくっと上げ意地悪な笑顔をあたしに向けた