「ねぇアンナも連れて行ってよぉ」



「アンナ…ケンカできんの?」



「それは無理です!お裾分けだけ♪だめぇ?」



お裾分けってあんた…隣の晩御飯じゃあるまいし



「また今度ね…」



「絶対よぉ!楽しみぃ♪」



「はぁー」



溜め息を吐いて席に戻るアンナの後ろ姿を眺めていた



あたしはその為だけに行くんじゃないんだけどな…



なんてぼんやり考えていた