そうだ…お祖母さまは完璧に着飾らないと部屋から出てこないんだった 「忘れてたわ…お祖母さまの性格」 パパも"そうだった"という顔をしていた 「何だかお祖母さまは変わった人みてーだなっ」 「お祖母さまだけじゃないわよ…こっちの人達だいたいが変わってるから」 溜め息混じりのあたしに天音は言う 「想像と違っておもしれーとこで安心したぜ」 天音はあたしに気を使ったのか…それともやはり緊張していたのだろうか そんなことを口にした