「あとはマリア…お前が自制出来るようになるだけだな」



ニヤッと笑った天音は



「練習するか?」



そう言ってあたしを引き寄せ指先で唇をなぞる



「ばっか…今したばっかじゃない…」



「キスしても血ぃ吸わないでいれるように練習すんだろ?」



じっとあたしを見つめゆっくりと近づく



「出来るだけ我慢しろよ…」



「……うんっ…ふっ…あっ…」



あたしの返事と同時に甘いキスが降ってくる