突然いい放たれた言葉に
あたしは動揺を隠せなかった



目の前で自殺しようとしてたら
止めようとはするよね?



なんて視線を麻衣達に向けようとしたが
既に彼女達は去っていた





よっぽど里の自殺未遂に焦ったのだろう





里の方を向くと、静かに言った。




「…あの時は、助けなかったくせに…。」



あの時……って、いつ?



里はそんなあたしを見向きもせずに
話を始めた。