Reset -いじめ-





でも助ける気なんて、ないに等しい



恵那がどれほど辛いか
分かっている。



分かっているからこそ助けたくない。



苦しんでいる恵那を
あたしは見て見ぬフリをした。



それが一番いいはずなのに、
モヤモヤしてしまう。




「 愛夏? 」



わざとらしく里は声をかけた。



その声に反応して、
麻衣や早咲も心配そうな顔をした。