「ありがとうございましたー!」 「「ありがとうございましたー!」」 部活のミーティングを終えた私は、急いで玄関を出た。 「あっ紫苑、これからみんなでマックとか…」 「ごめんっ、また今度誘って!」 早口に言うと、ばいばい、と手を振った。 家に帰ったって、用事なんて特にない。 ただ、来季にも、紗理奈ちゃんにも、会いたくなかったから……。