➤うたた寝びより

吸い込まれそうなくらいに輝いて
手を伸ばしたら届きそうな。

彼をじっとみつめていると

ぱち

また、目が合った。


すると、彼は軽く手を振って飛び切りの笑顔をくれた。


顔がとてもあつい。
なんで?

どうして?

そうだ。

私も飛び切りの笑顔をあげよう、
そう思い、いまの気持ちを正直に心から

わらった。

わたった――――?


久しぶりの飛びきりの笑顔。

すると、彼は口ぱくで








「またあした」









っていったのかな?

わたし、好きだからそうみえたのかな?