シンデレラ~あなたが羨ましくて~

「ごめん…。
でも…言い訳にしかならないけど…、
僕は毎日のように城を抜け出していたから…
あの日…僕は自室から出してもらえなかったんだ…。
次の日には出してもらえたけど…君に合わせる顔がなくて…。」


私は貴方が多分…好き。


だけど…
理由があったとしても…


私が傷ついた日々は取り返せない…。


「…なら…どうして…今更…。」


「舞踏会のときに…兄さんに言われたんだ…。
後悔してる暇があるなら…謝るきっかけを作る努力をしろって…

でも…兄さんの気持ちを知ってたから…
あの日は何も言えなかった…。

でも…やっぱり…もう後悔したくないから…」


「…今のは…少し響きました…。」


「…?」


「私は貴方を責めたいとも何とも思いません。
でも…私の苦しんだ時間は戻ってきません…。

私は…もう…人を信じられないんです…。」


「…ごめん…。」


思い出したら…泣きそうになってきたわ…。


「でも…私は…今、生きてます…前を見て…。」