シンデレラ~あなたが羨ましくて~

「全く…王子が泥だらけで帰ってきたときは驚きました…。」


「おい!余計なこと言うなよなー?」


「…ありがとう…。
…もしかして…その傷って…。」


「べ、別に…。」


「王子ったら薔薇を手で掴もうとしたんですよ~。
茨に向かうあの勇士は忘れません!
例えそれが非常識きわまりない行動だとしても…
じいはついていきます!」


「悪かったな…非常識で…!」


「…ごめんなさい…大丈夫…?痛くない…?」


「何でお前が謝るんだよ…大丈夫だから…そんな顔すんなって!」


「…うん…。」


「で、もう一つのプレゼントはお預けな…?」


「…まだあるの…?」


「ああ、後で教えてやるよ!」


「これだけでも十分よ…?」


「いや…俺の気が収まんねーし…?
って言っても受け取るかどうかはお前次第だけどな…。」