ー沙羅sideー

私は、今
大親友の苑華と一緒に塾で自習中。
私は中学三年生=受験生♪
だから、勉強が忙しいの…
私は、かなり頭悪いから
高校に合格出来るかめちゃ不安…。
だから、今はめちゃくちゃ勉強してるの!
でも、あんまり集中力が続かない…
「あぁー。もう勉強疲れちゃった!」
私は、つぶやいた。
苑華は、その私のつぶやきに
「サラ、そんなんぢゃ駄目だよっ!高校、合格出来ないぞっ!」
って言った。
「だって〜」
「だって〜、ぢゃない!!」
苑華は、いいよね!
頭いいし、可愛いし、スタイルいいし、性格はちょーいいし〜♪
親友の私がいうのも、なんだけど苑華は完璧な女の子。
それに、比べて私は…
(ぐぅーーぐぅーーー)
突然、あたしのお腹が鳴った
「ねぇ、苑華〜。お腹空かない?」
「空いた〜 なんか、買いに行く?」
「うん! コンビニにする?」
「いや…。今日は、デパートでいいよ♪」
「おっけー♪」
てことで、私達は先生に許可を得て近くのデパートにご飯を買いに行く事になった。
私は、のろけ話を聞かされながらデパートに向かった…。
ほんとは、私的にはデパートにはあんまり行きたくなかった…
理由は…

私達の街のデパートはヤンキーのたまり場で有名だから…。
必ずと言っていいほどに
あそこには毎日ヤンキーがいる…
私は、ヤンキーには
憧れるけど
ヤンキーと関わるのは
ちょっと苦手だった…
彼に会うまでわ…