「お願いがあるの・・・」
「突然何?」
「彼氏のふりしてほしいの・・・」
「なんでだよ」
「うちの親、彼氏がいないなら転校しなさい。って彼氏がいるなら可哀想だし転校しない」っていってたの。この学校辞めたくないの。お願い。」
「いいよ。いつあうんだ?」
「明日。」
「そんな急?」
「無理?」
「こう見えても俺も忙しんだけど・・・」
「そっかぁ・・・」
「でもお前の親にあってやるよ」
「あり・・・あり・・が・と」
「お前・・・泣くなよ」
「・・う・・ん・・・」
「とりあえずK-番はい。」
「・・うん・・」
「じゃまた明日 ここで」








~次の日~


お母さんに今日のことをまだ伝えてなかった。
「お母さん、今日彼氏来るから、」
「まさか、転校したくないからって彼氏のふりしてもらったんじゃないでしょうね?」
「ちがう!!」
「あらそう、はやく彼氏呼んできなさい」
「わかったよ」


~学校~
「おまたせ」
「うん」
「いこっか?」
「うん」


~家~

「ただいま」
「おかえり、あらいらっしゃい」
「おじゃまします」
「あなたお名前は?」
「香村怜弥ですけど・・・」
「あなた亜希那とはどうゆう?」
「亜希那とはお付き合いさせていただいてます」
「亜希那のどこが好きなの?」やばい・・・
「亜希那の・・・優しいところ、いつも笑顔でいてくれるところ、声、が好きです」
「そう・・・亜希那の父親は・・・」
「お母さん!!」
「いいのよ。父親は亜希那の小さいころ・・・5歳くらいかしら? そのころにびょうきで亡くなったの・・・その父親も亜希那の声が好きって言ってたの。だから私はあなた達を認めるは」
「ありがとうございます」
「ええ」
「では今日は失礼します」
「またいらっしゃい」
「はい」