今あなたは憶えていますか?
あなたと私の出会ったあの日。
私とあなたの初デート。
それに…
あなたの残した最後の言葉。






私とあなたが出会ったのは桜の散る春。


あなたが体育館の横の桜の木の下に居たとき私は桜のように美しい性格の人だと思った。
なぜだか自由に楽しく生きてる人で辛いことなんて、生きてるうちに1つもなさそうな人だった。
だから私は話しかけようって思った。私には今まで辛いことばかりだったから彼といれば今以上に楽になれると勝手に信じていたんだ。