少女はプツンとキレた



「そんな格好で大丈夫だなんて言うな!!」




ムリもなかった
鎖が絡み付き、全身びしょ濡れで川岸に横たわっていて何が大丈夫だ



少年の方も呆れたように見下ろしている



カムイは、その二人の表情にキョトンとする



よくわからないが、何だかホッとしてそのまま意識を手放した