騒つく人々が空を見上げて指差している


それを不思議に思ってユアンは空を見上げた




光りが見えた




太陽の光りを弾いて金の輝きが網膜を焼いた




ユアンは魅せられたように目を見開く




人間……その輝きは一人の少年のものだった




そして、建物の一番上から一人の少年がユアンの元に降りて来る










背中に金色に輝く翼を携えて