眠りからまぶたを押し上げれば柔らかな光が差し込む

まぶたの下から現われた瞳の色は印象的なピーコックグリーン



澄んだ空気の中、小鳥が朝を告げるように軽やかに鳴いていた



小さな庭園



空が見渡せ、緑の芝生がしかれ色鮮やかな花が咲き乱れている



その他は、中心に白く大きなベッドがポツンっと置かれているだけだった




そのベッドの上で少女が身動いだ


ほっそりとした白い腕でシーツを抱き寄せ、体を丸めた拍子にベッドの上に広がる銀色の髪







そして、それと同じ銀色の片翼が光を弾いて広がった