なるほどなるほど。
とりあえず、今の説明を聞く範囲では話の筋は通っている。
「ややこしい話ねぇ〜。端から見たら不思議ちゃんだぞお前……」
「そうかもしれませんね……でももう慣れましたから……」
「慣れた、ねぇ〜……」
それは自分の中ニ病設定を突き通すことに対してか……??
……なーんて思ってしまう疑い深い桐野くんなワケだ。
だってそうだろ??
現実は漫画みたいな面白ワールドではないのだよ。
確かにいくつか納得いく部分もあった。そういう設定に引き込まれた自分もいたよ確かにな。
それでも、100%信じてやることが出来ないのが現実を生きる人間ってもんだ。
やっべーな。
桐野くん、少し大人になったかもしれん。
そんな半信半疑ならぬ、一信九疑の感情を抱きながら、[梧 清花]と超スローペースで廊下を歩み、教室へと向かったのだった――………


