[梧 清花]曰わく、
自分には“清花”と“サヤカ”と言う2人の人格が存在している。
その2人のどちらかが[梧 清花]の肉体を動かし、言葉を発する役割を担っているとか。
これを体を動かす権利ということで『主動権』と呼称しているらしい。
主動権は(睡眠を取っている時を除き)常にどちらかが握っていなくてはならない。
主動権を手放している方は、[梧 清花]の中で主動権を持つ方の目を借り、耳を借り感覚を共有しつつ形のない状態で存在している。
上記の状態がさっき言った「2人が同時に起きている状態」に当たるらしい。
「主動権の移動は基本的に2人の話し合いによって決定しています……」
「なるほど……ね……」
とは言ったものの……少しややこしくなってきたな……
「じゃあ、さっきの起きてるとか寝てるとかは何なんだ……??」
「……ワタシ達の“中身”は常人とは違います……この先は話したところで理解に及ばないと思います……ソレでも構わないと言うのならお話しますが……」
おっと、何だ何だ〜…??
いきなり雲行きが怪しくなってきたではないか!!??
無理な設定でも作ってしまいキャラが破綻でもしちまったか“清花(仮)”ちゃん……!!??
「あぁ、構わないぜ。話してみよ」


