君想論 〜2人のサヤカ〜



「ぶつかった時は凄く恐かったけど、サヤちゃん凄く優しかったんだよ〜♪あの時は少し気が動転してたんだってさぁ〜☆」


お前は神経が図太そうだからそれで納得できたんだろうが……


(……まただ……)


また変わりやがった。

いや……“代わった”と言うべきなのか……??


その情報から察すると、恐らく柿金と友達になったという[梧 清花]は、オレと屋上で対話した[梧B]の方だ(P.95より)。


一体、どうなってやがる……??


実は転校生の[梧 清花]は双子で、全く同じ顔をした[梧 清花]は何らかの理由で代わる代わる入れ替わっている。

そんな可能性も考えたが、あんな大きな杖を持った少女が、そう簡単にポンポンと成り変われることが出来るだろうか……??

物理的に不可能に近いし、第一、そんなことをする意味がない。



「……………」










『ワタシには……あまり関わらない方がいい……』




『ソレはワタシの為でもあって……アナタの為でもあるんです……』








「……………」



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